貴重な時間になりました

2018年8月15日

思いがけない同居生活

7月8日に両親が救助されてから、みなし仮設住宅へ入居するまでの約1ヶ月間。
両親との同居生活が始まりました。

実の親とはいえ成人し、家を出てから何十年の間、長期間一緒に生活したことはありません。

今回の災害で不意に始まった同居生活は、正直言うと両親も私たち夫婦もストレスを感じていました。

起床時間、朝食、トイレの時間やテレビの音量…
本当に些細なことでイライライライラ…

それでも、ふと思ったのです。

『大人になって（それもうんと大人になって）元気な両親と生活できることって、とてもありがたいことかもしれない』と。

ありがたい時間へ

そう思うと、両親と同じ屋根の下にいることがあたりまえだった子供のころを懐かしく感じ、
それと同時に、両親からの愛情を改めて深く受け取ることができ、私にとってはとてもとても貴重な時間を送ることができました。

被災という不幸な出来事ではありましたが、いまでは「両親との生活」という思いがけないプレゼントをもらえた気がしています。
 

そして何より、義理の両親との同居に何も言わず協力してくれた夫に心から感謝。

 
このお盆は夫の実家で過ごします。
「嫁」としてより「娘」として、義理の両親に甘えてみようかな…と思っています(笑)

今回のことを通じて

両親って…家族って…
何かの時に一番最初に思い出す人たちなんですよね。

両親や家族は時として不便に感じることがあるかもしれませんが、
いないとやっぱり不便で寂しいものです。

お盆で帰省されている方も多いと思いますが、
ご両親や家族との時間を今一度見つめなおすきっかけになればステキだな(^^♪と思います。