手を握られること

先日、病院でCTやMRIを受けることがありました。

実はわたし、大の閉所恐怖症。狭いとこ大嫌い!怖い!

 

昔にも一度、MRI検査を受けた時、大騒ぎした経験あり…

 

その時も技師さんに、
「1ミリも動かないので、手を固定しないでください~(半泣き)」
‥とお願いして、何とか切り抜けました。
(途中、爆睡して呆れられた。というオチあり 笑)

 

今回もMRI、CTの検査があって、嫌だなーーーって思ってました。

 

ドキドキしながら看護師さんに「わたし、、狭いところ苦手なんです…」
と言ったら、

 

「そうなんですね・・・。狭いところは怖いよね。どうしたら大丈夫?」
と。

 

ちょっとびっくり!
今までこんな切り返ししてもらったことなかったから。

 

「突然動くとびっくりするので、声かけだけお願いします」
とだけ伝えました。

 

検査開始。

 

マイクで「息、吸ってー、止めて、吐いてーーー」と言われる。

そのたびに心臓ドキドキ。汗ダラダラ。。
そうこうして時間が過ぎ「途中休憩入れますねーー」とマイクから。

 

そしたら、看護師さんが入って来られて(声から察して。怖くてずっと目を閉じていた)
私の手を握った!

びっくりした!!

でも、、それと同時に、
ものすごく安心したのです。

 

「大丈夫ですよー。あと少しだからねーーー」
と言いながら、ただ触れているのではなく握ってくれている。
しかも少し力を入れて。

 

声かけにも安心したけど、
なにより手を握ってくれたことでものすごく安心した。

 

もっと言うと救われたのです。
・・・だいじょうぶ。わたしもう少し頑張れる・・・・

 

そう心の中でつぶやきました。
この時間ほんの10~20秒くらいだと思います。

 

以前、私は全身麻酔で手術を受けたことがあります。
麻酔から目覚めたとき、夫が私の手をしっかり握りしめてくれました。
その時心の底から安心したことを思い出しました。

 

手を握る。

たったこれだけで、人を勇気づけたり、安心させたりすることができるんだ。

 

私が緩和病棟でアロマトリートメントのボランティアをするとき、
足を希望される方も多いけど、時間があれば必ず手を優しくトリートメントします。

 

すると、静かに寝息をたてられてお休みになられる…

 

あらためて、ハンドトリートメントの素晴らしさを、身をもって体験しました。

この気持ちを授業の中でもお届けしたい。
そんな出来事でした。

 

そして、こうも思ったんです。

「私、もう狭いところ大丈夫かもしれない…」

 

手を握る。
これにはとてつもないパワーがあるようです(^-^)

 

 

 

リシェスのハンドトリートメント講座

弘中小都子 Satoko Hironaka
バブル後期世代 華のアラフィフ
いろいろなものから解放されはじめる50代。
今まで仕事がとしていた『アロマテラピー』が私の人生を180°変えました。
このブログでは、弘中小都子の“飾らない50代のホンネ”を素直に、時に強めに、熱量多めでつづってます。

オフィシャルBlog
アロマスクールRishece~リシェス~代表講師
アロマ関係の資格は諸々…詳しくはプロフィールでどうぞ。

 

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